松山 出遅れ101位 ショットの距離合わず「原因分からない」

[ 2016年5月7日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー大会の会場で、熊本地震の被災者を応援するバッジを着けてプレーする松山英樹選手(左)と同組のリッキー・ファウラー選手

米男子ゴルフツアー ウェルズ・ファーゴ選手権第1日

(5月5日 米ノースカロライナ州シャーロット クウェイルホロー・クラブ=7575ヤード、パー72)
 マスターズ以来4週ぶりの実戦となった松山英樹(24=LEXUS)は2バーディー、4ボギーの74と振るわず101位と出遅れた。岩田寛(35=フリー)は3バーディー、4ボギーの73で75位。スティーブ・ウィートクロフト(38)とアンドルー・ループ(27=ともに米国)が65で首位発進した。

 松山はショットの距離感が合わず「感触は悪くなかったのに、何が原因だか分からない」と首をひねった。後半の2番パー3でティーショットが大きくショート。4番パー4も第2打が短く、8番はグリーンをオーバーした。いずれも寄せ切れずにボギーを叩いた。

 4月上旬のマスターズ以来の実戦。ブランクについては「それは問題ない」と強調したが、初日3桁順位は昨年1月のソニー・オープン以来でプロ転向後は2度目。予選落ちの危機を迎え「修正点は全部。しっかり練習する」と語った。

 熊本地震被災地支援のため「熊本・九州」「ACTION for 日本」と書かれたバッジを配布。同組のマキロイ、ファウラーや交流の深いスコットらが帽子などにつけてプレーした。松山は「(賛同してくれて)うれしい。結果につながらなかったけど、しっかりと切り替えてやりたい」と巻き返しを期した。

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2016年5月7日のニュース