レイカーズ新監督は36歳! ウォリアーズのウォルトン氏が内定

[ 2016年4月30日 14:09 ]

レイカーズの第26代監督に内定したウォリアーズのルーク・ウォルトン・アシスタントコーチ(AP)

 NBAファイナルで過去16回の優勝を誇るレイカーズの第26代監督に、今季歴代最多の73勝を挙げたウォリアーズのルーク・ウォルトン・アシスタントコーチ(36)の就任が内定。29日までに契約面で合意に達した。ウォルトン・アシスタントコーチはスティーブ・カー監督(50)が腰を痛めて戦列を離れた今季43試合で監督代行として指揮を執り、開幕24連勝を含めて39勝4敗という好成績をマーク。その手腕は高く評価されていた。

 殿堂入りを果たしている名センター、ビル・ウォルトン氏(63=元トレイルブレイザーズ、セルティクス他)を父に持つ同アシスタントコーチはアリゾナ大のフォワードとして活躍し、2003年ドラフト全体32番目(2巡目)でレイカーズに指名されてNBA入り。レイカーズには9季在籍し、09年と10年ファイナル制覇に貢献した。

 11年3月にキャバリアーズに移籍して12年シーズンで引退。NBAでは通算564試合に出場し、平均4・7得点、2・8リバウンドという成績を残していた。

 レイカーズはここ3シーズン、勝率が5割を切って低迷。過去2シーズン、指揮を執っていたチームOBでもあるバイロン・スコット氏(55)が今季終了後に解任されていた。

 13年前のドラフトでウォルトン新監督を指名したミッチ・カプチャクGM(61)は「ルークをロサンゼルスに取り戻せてとてもうれしい。ここで素晴らしい監督人生をスタートさせることだろう」とコメント。20シーズンにわたってチームを支えてきたコービー・ブライアント(37)が今季限りで引退したレイカーズは、36歳の若き指揮官の下で再生を図ることになった。

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2016年4月30日のニュース