山県 男子100メートルで復活V!桐生に挑戦状

[ 2016年4月30日 05:30 ]

男子100mで優勝した山県(右端)

陸上織田記念国際

(4月29日 エディオンスタジアム広島)
 腰痛で低迷していたロンドン五輪代表の山県亮太(23=セイコー)が男子100メートルで復活優勝を果たした。向かい風2・5メートルの悪条件で10秒27をマーク。向かい風が1・5メートル以上の条件では日本記録となる好タイムに「追い風が吹いていたら自己ベスト(10秒07)はいったのではないか」と納得の笑みを浮かべた。

 リオ五輪の参加標準記録(10秒16)は突破できなかったものの、手応えはつかんだ。次戦は5月8日のゴールデングランプリ川崎。桐生とサニブラウンの初対決に注目が集まる大会だが、両雄に割って入る勢いを見せた。「この風の中でタイムもまあまあ。桐生と勝負できると思える状態になった」と山県は自信を取り戻した様子。男子100メートルがにぎやかになってきた。

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2016年4月30日のニュース