中大 宿敵・明大下し連覇達成!2年連続の3冠へ一歩

[ 2016年4月30日 05:30 ]

<中大・明大>連覇を達成し優勝カップを手にしたMVP・加藤主将(前列中央)の音頭で気勢を上げる中大

 アイスホッケー秩父宮杯第64回関東大学選手権(スポーツニッポン新聞社後援)は29日、DyDoアリーナでグループAの最終日が行われ、決勝は第1ピリオド14分にFW小泉智也のゴールで先制した中大が、第2ピリオドにも3点を加えて明大を7-1で下し、2年連続3回目の優勝を飾った。なお、最優秀選手に輝いたDF加藤慎之助(中大)およびベスト6の選手にはスポーツニッポン新聞社から特製トロフィーが贈られた。

 5年連続の決勝対決となったライバル明大を大差で下した中大・八戸監督は「ウチの選手が激しいプレーにも耐え、逆に相手反則のパワープレーで点を取れたのが大きかった」と勝因を挙げた。昨年は春、秋の関東大学、そして1月のインカレと大学3冠に輝いている。1年生だった昨年春からゴールを守り、決勝でも1失点に抑えた2年生GK金子は「立ち上がりの明大の勢いを止めてチームが勢いづいた。今年も3冠というより、1つずつ勝っていきたい」と2年連続の3冠へ一歩を踏み出した。

 ◇最終順位 (1)中大(2)明大(3)東洋大(4)早大(5)法大(6)日体大(7)慶大(8)日大(9)大東大(10)東海大(11)青学大(12)専大(13)神奈川大(14)立大(15)筑波大

 【表彰選手】▽最優秀選手 加藤慎之助(中大)▽最優秀新人 植森脩太郎(中大)▽ベスト6 GK=金子将太朗 DF=簑島圭吾、笹渕雅人 FW=鈴木健斗、坂本颯(以上中大)川村一希(明大)

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2016年4月30日のニュース