競泳リレー陣の名言再び「丈志さんを手ぶらで帰すわけにいかない」

[ 2016年4月14日 05:30 ]

 名言再び――。リオデジャネイロ五輪の競泳日本代表合宿が都内で行われ、男子800メートルリレー代表の松田丈志(31=セガサミー)は「五輪として戦うのは最後だと思う。僕の全キャリアをぶつける」と宣言した。

 松田は先週の日本選手権で引退した北島らと、12年ロンドン五輪での400メートルメドレーリレーに出場。レース前に北島以外の3人が「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」と誓い銀メダルを獲得した。松田のラストレースのメンバーは萩野、小堀、江原という布陣。早くも小堀と江原は「丈志さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」と士気を高めた。

 松田は過去3大会でメダルは銀1、銅2。日本のこの種目のメダルは64年東京五輪の銅メダルが最後だが、「金もあると思っている」ときっぱり。米国が優勝候補に挙がる中「(第1泳予定の)エースのハム(萩野)がきっと1番で帰ってきてくれる。残り3人が逃げ切る」と唯一、手にしていない金メダルを見据えた。

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2016年4月14日のニュース