日本バドミントン協会・銭谷専務理事 違法賭博でJSCに謝罪

[ 2016年4月14日 05:30 ]

日本スポーツ振興センターを訪れた銭谷専務理事は謝罪と報告を行った

 日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事(63)は、リオ五輪代表候補だった桃田賢斗(21)やロンドン五輪代表の田児賢一(26)らNTT東日本の8選手が違法賭博をしていた問題で、都内の日本スポーツ振興センター(JSC)を訪れて謝罪と報告を行った。

 約20分の会談では遺憾の意を伝えられるとともに「他の選手に関しては継続して強化して頑張ってほしい」と激励も受けた。JSCの今里譲理事は桃田や田児が受け取った個人助成金について返還を要求するかについては「さらに調査を進められるという話なので結果を待って判断する」と述べるにとどめた。

 また、馳浩文科相は事前の調整なしにバドミントン協会を訪問。「日本のスポーツ界にとって重大な局面にある。直接テーブルを挟んで、意見交換するのは大切だ」と異例の訪問を説明した。

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2016年4月14日のニュース