松山 猛追及ばす黒星発進「スコアメークがうまくいかなかった」

[ 2016年3月25日 05:30 ]

15番でパットを外し悔しい表情の松山

世界ゴルフ選手権シリーズデル・マッチプレー第1日

(3月23日 米テキサス州オースティン オースティンCC=7073ヤード、パー71)
 1次リーグの第1戦が行われ、松山英樹(24=LEXUS)はラファエル・カブレラ・ベロ(31=スペイン)に1ダウンで敗れた。オールスクエアで迎えた17番で相手にバーディーを奪われた。1次リーグは4人1組の総当たりで、各組1位のみが決勝トーナメントに進む。

 猛追も及ばなかった。松山は「内容はそんなに悪くないが、なかなかスコアメークという部分でうまくいかなかった」と肩を落とした。

 3ダウンで後半に入ったが、10番からの5ホールでオールスクエアに戻すなど反撃。17番で相手にバーディーを許し、1ダウンで迎えた18番パー4で力尽きた。363ヤードと短く、ベロは1オンに成功。追い込まれた松山はフェアウエーから残り50ヤードの2打目をねじ込みにいったが、ボールはカップそばを転がり抜けて奥のラフに止まって万事休した。

 今週は新しい1Wを投入し、不調を訴えていたアイアンも「雰囲気が良くなった」と明るい兆しも。1次リーグは1位のみが突破できるため初戦の負けは痛手だが、諦めてはいない。「先週より良くなっているので、次も頑張りたい」とソレン・ケルドセン(デンマーク)との第2戦に気持ちを切り替えた。

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2016年3月25日のニュース