松山 攻めに徹して「67」6位 マスターズ向け精度上げる

[ 2016年3月22日 05:30 ]

最終ラウンド、8番でバンカーショットを放つ松山英樹

米男子ゴルフツアー・アーノルド・パーマー招待最終日

(3月20日 米フロリダ州オーランド ベイヒル・クラブ=7419ヤード、パー72)
 18位から出た松山英樹(24=LEXUS)は6バーディー、1ボギーでこの大会自己ベストスコアに並ぶ67をマークして通算11アンダー、277の6位で終えた。今季3度目のトップ10入り。ジェーソン・デー(28=オーストラリア)が通算17アンダーで初日からの首位を守って完全優勝。今季初勝利、ツアー通算8勝目を挙げた。

 松山は6バーディーを奪っての67に「スコア的には凄く良かった」とうなずいた。ショットがさえ、5番では残り70ヤードから60センチに付けて、12番パー5も3打目を1メートルに乗せてスコアを伸ばした。

 唯一のボギーとなった18番は右手前に池が広がるグリーンの右サイドに切られたピンを狙って右奥に外した。「パー狙いで(安全な)左に乗せてもいいけど、僕は好きじゃない」と攻めに徹したことに悔いはない。今季3度目のトップ10入りにも「自分が求めているところはそこではない。もっといいプレーができたら」と続けた。

 次週は世界選手権シリーズ、デル・マッチプレー(23日開幕、テキサス州)に出場し翌週は休んでマスターズに臨む。「アイアンのミスは少なくなった。スイングのズレも減っている。オーガスタに向けてなくしていきたい」と前を向いた。

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