ハンド女子、リオ五輪逃す 一時は2点差も…40年ぶりならず

[ 2016年3月22日 05:30 ]

 リオデジャネイロ五輪のハンドボール女子世界最終予選は20日、フランス・メッスで行われ、日本は最終戦で地元フランスに17―25で敗れて1勝2敗の勝ち点2に終わり、1976年モントリオール大会以来40年ぶりの五輪出場を逃した。フランスが2勝1敗の同4で五輪切符を獲得した。既に出場を決めているオランダはチュニジアを退けて3連勝で終えた。

 勝負どころで地元フランスに突き放され「おりひめジャパン」の40年ぶりの五輪出場という悲願は実らなかった。前半を7―11で折り返すと、後半に攻勢に出た。藤井が立て続けにシュートを決め、一時は2点差。しかし、そこから4連続失点すると、じりじり引き離された。

 開催国として迎える20年東京五輪を前に、自力で出場切符を獲得する最後の機会だったが、司令塔の石立は「歴史を変えることができず凄く責任を感じる」と涙した。

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2016年3月22日のニュース