福士は「事実上内定」 陸連専務理事語る リオ五輪女子マラソン 17日に決定

[ 2016年3月13日 13:12 ]

大阪国際女子マラソンで優勝した福士加代子

 日本陸連の尾県貢専務理事は13日、名古屋ウィメンズマラソンで選考レースがすべて終了したことを受けて記者会見し、リオデジャネイロ五輪女子マラソン代表について大阪国際女子を制した福士加代子(33=ワコール)が「事実上内定」と語った。

 福士は1月の大阪国際女子で2時間22分17秒で優勝。日本陸連が定めた設定記録の2時間22分30秒をクリアしていた。

 リオデジャネイロ五輪の女子マラソンの枠は3。昨夏の世界選手権で日本人最上位入賞の7位に入った伊藤舞(大塚製薬)は内定。福士は五輪代表を確実としながらも、名古屋ウィメンズの結果次第で落選の可能性が残るとする日本陸連の対応に不安を覚え、名古屋ウィメンズに再び出る姿勢を示していた。

 マラソンの日本代表は17日にの理事会で正式に決定する。

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2016年3月13日のニュース