奥原希望、ロンドン銀メダルの王撃破「価値ある1勝になる」

[ 2016年3月13日 05:30 ]

バドミントン全英オープン

(英国バーミンガム)
 11日は各種目の準々決勝が行われ、シングルスは女子の奥原希望(日本ユニシス)がロンドン五輪銀メダルの王儀涵(中国)を2―0で破り、準決勝へ進んだ。男子の桃田賢斗(NTT東日本)は田厚威(中国)に敗れた。ダブルスは女子の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)がロンドン五輪金メダルの田卿、趙ウン蕾組(中国)に競り勝ち、4強入りした。福万尚子、与猶くるみ組(再春館製薬所)は中国ペアに敗れた。12日の準決勝では男子ダブルスで第6シードの早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)がマレーシアのペアを2―0で下し、決勝へ進んだ。

 20歳の奥原が第4シードの王儀涵を圧倒した。昨年のスーパーシリーズ・ファイナル決勝で破った相手で、気後れするところがなかった。ペースを握らせずに43分で退け「価値ある1勝になる」と喜んだ。準決勝では世界ランキング1位のマリン(スペイン)と対戦する。決勝が行われる13日に誕生日を迎えるだけに「いい21歳を迎えられるように」と力を込めた。

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2016年3月13日のニュース