74歳法華津 3大会連続五輪出場を 実現なら史上最高齢

[ 2016年1月21日 05:30 ]

リオ五輪出場を目指す法華津

 馬術の74歳の法華津(ほけつ)寛は、昨年からのパートナー、ザズー号と五輪3大会連続出場を目指す。

 過去2大会ともパートナーを組んだウィスパー号は13年11月に左前脚ひずみの中の骨にヒビが入って安楽死。「ウィスパーが最後の馬だと決めていた」が「馬をやめてどうやって暮らそう。その怖さがあったんじゃないかな」と翻意した。3月に75歳となる法華津が五輪に出場すれば、1920年アントワープ五輪射撃のオスカル・スヴァーン(72歳10カ月)、1936年ベルリン五輪馬術のアルトゥール・フォン・ポングラッツ(72歳1カ月)らを抜き、五輪史上最高齢を更新する。74歳は「出られるように頑張る」と静かに語った。

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2016年1月21日のニュース