元NFL選手が刑務所で死亡、自殺か ラムズなどでプレー

[ 2016年1月14日 17:01 ]

刑務所内で死亡したローレンス・フィリップス受刑者(AP)

 NFL元ラムズのランニングバックで、ネブラスカ大時代に全米王座を獲得するなど華々しい活躍を見せたローレンス・フィリップス受刑者(40)が13日、収監されていたカリフォルニア州ベイカーズフィールド郊外の刑務所の独房内で遺体となって発見された。自殺と見られている。

 フィリップス受刑者は96年のNFLドラフトで全体6番目に指名されてラムズ入りしたが公私ともにトラブルが多く、ドルフィンズや49ersでも大成しないままに退団。その後、カナディアン・フットボール・リーグ(CFL)でプレーしていたが、NFLに復帰することはなかった。

 05年には恋人への暴行容疑などで起訴されて08年に懲役10年の刑が確定。しかし昨年4月、同じ刑務所で服役していた元フットボール選手を殺害した容疑をかけられ、まもなく審理が始まる予定だった。関係者の話では死刑が求刑される可能性が高かったとされている。

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