来年6月スコットランド戦 豊田スタ&味スタでW杯予行

[ 2015年12月24日 05:30 ]

W杯ではスコットランドに敗れた日本代表

 ラグビー日本代表が来年6月18、25日に国内で行うスコットランド戦2試合の会場に、愛知県豊田市の豊田スタジアムと東京都調布市の味の素スタジアムが予定されていることが23日、分かった。いずれも19年W杯日本大会の開催会場で、収容能力は4万人以上。新体制のスタートを切る日本代表に加え、会場自治体関係者にとっても、W杯に向けた絶好のシミュレーションとなりそうだ。

 関係者によると、豊田スの使用は内定済みで、FC東京のホームである味スタに関してはJリーグ側と最終的な調整を行い、使用不可能な場合は秩父宮ラグビー場が使用されるという。収容人数は豊田スが4万5000人、味スタが4万9970人。実数発表となった04年以降で、日本代表試合(非テストマッチを含む)の歴代最多観客数は昨年11月1日のマオリ・オールブラックス戦(ノエスタ)の2万1234人。最近のラグビーブームや今年のW杯で日本が唯一敗戦した世界ランク9位の強豪が相手という組み合わせからも記録更新が確実視され、最高の舞台で19年へスタートを切ることになりそうだ。

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2015年12月24日のニュース