カヌー羽根田2位も「油断はできない」リオ五輪テスト大会

[ 2015年11月30日 08:20 ]

 カヌー・スラロームのリオデジャネイロ五輪テスト大会は29日、リオ市北西部デオドロの本番会場で行われ、男子カナディアンシングル決勝でリオ五輪代表の羽根田卓也(ミキハウス)が2位に入った。

 前回ロンドン五輪7位の羽根田は、落差は小さいが波が複雑な難コースで巧みに旗門を通過し、106・29点を出した。

 競技シーズンが9月に終わっている事情を踏まえ、羽根田は「表彰台に乗れたことは素直にうれしいけど、油断はできない」と結果を冷静に受け止めた。

 大会直前に完成した新築の人工コースの特徴をつかむのが最大の目的だった。「北京、ロンドン(五輪のコースは)は水の流れが大きくパワーが必要だった。リオは(自身の)細かい技術が生きる」と好感触を得た様子だった。(共同)

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2015年11月30日のニュース