トランポリン女子 来年4月の最終予選でリオ五輪切符狙う

[ 2015年11月30日 09:30 ]

 トランポリンの世界選手権最終日は29日、デンマークのオーデンセで行われ、女子は中野蘭菜(星稜ク)が14位、岸彩乃(金沢学院大ク)は15位、土井畑知里(日体大ク)は23位で、いずれも決勝進出を逃した。五輪の出場枠は、最終予選を兼ねた来年4月のテスト大会(リオデジャネイロ)でも獲得のチャンスがある。

 女子の日本勢は今回の五輪出場枠獲得こそならなかったが、来年4月の最終予選へは、手応えもつかんだようだ。

 最年少18歳で最上位の14位につけた中野は「課題としてきた跳躍の高さの部分で大きな成果を得られた」と振り返った。前回ロンドンに続く五輪出場を狙う23歳の岸も、15位の結果には「試合のレベルは上がっていて、そこで戦うことができなかった」と肩を落とす。だが「それでも『五輪につなげる』という最低限の目標は達成できた」と話した。

 ▼土井畑知里の話 悔しいのひと言。大事な大会で悔しい結果に終わるのは、残念。もっと思い切って演技できたはず。(共同)

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2015年11月30日のニュース