松山「まあいいラウンド」難コース苦戦も粘って11位発進

[ 2015年9月26日 05:30 ]

2番、バーディーパットを外してしまった松山(AP) 

USPGAツアー ツアー選手権第1日

(9月24日 米ジョージア州アトランタ イーストレークGC=7307ヤード、パー70)
 2年連続出場の松山英樹(23=LEXUS)は5バーディー、4ボギーの69で回り、首位と6打差の1アンダーで28人中11位とまずまずのスタートを切った。13年大会を制し総合優勝のヘンリク・ステンソン(39=スウェーデン)が63で単独トップに立った。

 松山は終盤に粘りを見せた。1オーバーで迎えた15番でグリーン左ラフから1・2メートルに寄せてバーディー。16番では残り164ヤードから9Iでピン20センチへぴたりとつけて連続バーディー。1アンダーにまとめて「最後に伸ばせて良かった。納得はいかないけど、まあいいラウンドだった」と安どの笑みを浮かべた。

 「ショットは良くなったり悪くなったりの繰り返し」と振り返るようにフェアウエーキープ率は50%。硬いグリーンに手を焼き「ラフから打つと止まらない。やっぱりフェアウエーに打つのが大事」とコース攻略の難しさを実感した様子だ。

 フェデックス・カップ・ポイントのランキング30位以内が出場できる最終戦は棄権者が出て28人での戦いとなったが、上位には強豪が顔をそろえた。首位のステンソンは7アンダーまで伸ばした。「そういうスコアも出せるんだと分かった。僕も頑張りたい」と闘志をにじませた。

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2015年9月26日のニュース