鶴竜“2度の変化”に場内騒然…ネットでは「横綱の器じゃない」

[ 2015年9月26日 18:10 ]

最初の取り組みで変化をした鶴竜(中)は式守伊之助(左端)の左足を右足で踏み取り直しに。右は稀勢の里

大相撲秋場所14日目

(9月26日 両国国技館)
 横綱の“2度の変化”に場内が騒然となった。大相撲秋場所14日目は26日、東京・両国国技館で行われ、優勝争いを繰り広げている2敗の横綱鶴竜と3敗の大関稀勢の里が激突した。

 結びの一番。時間いっぱいとなり、国技館全体の熱気は最高潮に。稀勢の里が勢いよく鶴竜にぶつかろうとすると、横綱がまさかの変化。その直後に立ち合い不成立で取り直したが、またも鶴竜が変化。“2度の変化”に戸惑った稀勢の里は一度体勢を持ち直すも寄り倒しで負け、鶴竜は2敗を死守した。

 しかし、横綱らしくない取組に場内は騒然。ネットでは「何が何でも勝ちたいと思う鶴竜の変化を評価したい」という声もあったが、「格下に変化ばっかりしてるなんて…横綱の器じゃない」「横綱やめてくれ」「残念すぎて開いた口が塞がらない」「一気にヒール役になった気が…」など鶴竜への辛らつなコメントが続いた。

 鶴竜は11日目(23日)の取組でも栃煌山を立ち合いの変化で下し、場内からブーイングを浴びていた。

 稀勢の里との取組後に鶴竜は支度部屋で「(変化について)勝ちたい気持ちが出た」と振り返った。

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