薗田 3位浮上!集中力&好調パットで苦手コース攻略

[ 2015年9月26日 05:30 ]

3アンダーでホールアウトし笑顔の薗田

男子ゴルフツアー アジアパシフィック・オープン・ダイヤモンド・カップ第2日

(9月25日 茨城県坂東市 大利根カントリークラブ西コース=7101ヤード、パー70)
 26位から出たツアー2勝の薗田峻輔(25=フリー)が4バーディー、1ボギーの67で回り、通算3アンダー、137で首位と2打差の3位に浮上した。苦手コースを好調のパットと集中力で攻略した。15位から出た石川遼(24=CASIO)は3バーディー、4ボギーの71と粘り、通算イーブンパーの18位に後退したもの、首位と5打差は変わらなかった。
【第2R成績】

 薗田にとって大利根CCは「相性はあまり良くない。木が多くて難しい」と苦手意識の強いコースだ。だからこそ「目の前の一打に集中してやれている」。それが昨年までパー5だった14番パー4ではまった。1Wをフェアウエーに置くと、2打目は7Iで6メートルにつけ難度2位のホールでバーディー。「ここ何週間かずっと良い」というパッティングもさえ、17番で15メートルをねじ込むなど2日連続25パットで終えた。

 2週前のフジサンケイで今季初のトップ10となる4位に入り「少しずつスコアを出せるゴルフになっている」と自信を深めた。石川の先輩として東京・杉並学院高時代から注目された薗田もきょう26日に26歳となる。2年ぶりのツアー通算3勝目へ「この世界、スコアが出ないと意味がない」と闘志を燃やした。

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2015年9月26日のニュース