五輪2枠の女子代表争い ランクトップは大山 成田は5番手

[ 2015年8月5日 10:20 ]

五輪112年ぶりの正式競技ゴルフに夢のアプローチする成田

 現時点で五輪に最も近いのは世界ランキング42位(3日付)と日本勢最上位の大山志保。6月のヨネックス・レディースで今季初優勝を飾ると、7月の全米女子オープンで自己最高の5位に入るなどして高いポイントを積み重ねている。リオ五輪は39歳で迎えるが「ゴルフが正式競技に復帰した時から出たいと思っていた」と出場に燃えている。

 全英リコー女子オープンで7位と健闘した宮里美香が大山に次ぐ世界ランク47位につけている。米ツアーを主戦場としており、25歳ながら国際経験は豊富。宮里美の経験がリオでも生きるか。同52位と3番手の上田桃子もリオ行きを熱望する一人。08年から6年間米ツアーに参戦し、世界の強豪と熱戦を繰り広げてきた。選ばれるのは誰か。代表の座を懸けた熱い女の戦いは続く。

 ▼代表選考 五輪出場選手は国際ゴルフ連盟(IGF)が発表する五輪ランキングにより決定される。五輪ランキングは現行の世界ランキングに基づいている。16年リオデジャネイロ五輪では開催国枠の1人を含め男女各60人が出場。出場枠は原則として各国2人で、優先的に出場権が与えられる上位15人以内に入れば、各国4人を上限に出場枠が増える。

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