ジョコビッチ、生涯グランドスラムお預けも「優勝するまで諦めない」

[ 2015年6月8日 04:40 ]

表彰式で目を赤くするジョコビッチ(AP)

テニス全仏オープン男子シングルス決勝

(6月7日 パリ・ローランギャロス)
 今季クレーコート29戦目で初黒星を喫し、王手を掛けていた“生涯グランドスラム”もお預けとなってしまったジョコビッチは、試合後も悔しさを隠せなかった。

 2012年、2014年にも決勝に進出しながら、昨年まで5連覇を果たしていたナダルの前に涙を飲んできた。今年はそのナダルを準々決勝で破り、準決勝ではマリーと2日に渡る死闘を制して進んだ決勝戦。

 だが、またも勝利の女神は微笑まなかった。第2セットの第10ゲームをブレークされてセットを落とすと、ラケットを2度コートに投げつけて警告を受けてしまうことも。

 表彰式では「ここに準優勝者として再び立つのは簡単なことではなかったが、自分より良い選手に敗れた」と語り「また、ここに帰ってきて、優勝するまで諦めない」と誓った。

 この言葉に観衆から大きな拍手が贈られ、ジョコビッチは目を赤くしていた。

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