バブリンカが全仏初制覇!ジョコビッチ、生涯グランドスラムならず

[ 2015年6月8日 01:25 ]

全仏オープン男子シングルスで初優勝を飾り、喜びを爆発させるバブリンカ(AP)

 テニスの全仏オープン最終日は7日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第8シードのスタン・バブリンカ(30=スイス)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)を4―6、6―4、6―3、6―4で下して初優勝を飾った。

 バブリンカは2014年の全豪オープンに続く四大大会2勝目。スイス勢の男子シングルスでは09年のロジャー・フェデラー以来2人目の全仏制覇を果たした。ジョコビッチは3度目の決勝進出も悲願の初優勝を逃し、史上8人目となる生涯グランドスラムは達成できなかった。

 第1セットは第7ゲームでブレークを許して4―6で落としたバブリンカだが、続く第2セットは5―4で迎えた第10ゲームでブレークに成功。このセットを6―4で奪うと、続く第3セットも第6ゲームでジョコビッチのサービスをブレークして6―3で連取。迎えた第4セットでは第2ゲームでブレークされ、一時は0―3とリードされたのの、第5ゲームでブレークバックし、さらに第9ゲームもブレークして6―4でものにした。

 過去の四大大会では5度対戦し、1勝4敗ながら4試合でフルセットの接戦を演じてきた。今季、クレーコートで無敗を誇っていたジョコビッチを相手に終始、強気の攻めを貫き、世界1位を逆転で撃破した。

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