豪栄道が左肩骨折で休場 白鵬戦で負傷、手術も検討

[ 2015年5月23日 11:01 ]

 大相撲の西大関豪栄道(29)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=が夏場所14日目の23日、「左肩峰剥離骨折で約4週間の加療を要する見込み」との診断で休場した。12日目に横綱白鵬を首投げで破った際、肩を俵で強打して負傷した。

 豪栄道は22日の13日目に場所入り後、東京・両国国技館内の相撲診療所で痛み止めの注射を打ち、魁聖を下して勝ち越しを決めた。7月の名古屋場所に出場する意向を示した上で「いろいろな検査で詳しく調べ、今後の治療方針を決める」と話した。25日に精密検査を受ける予定で、師匠の境川親方(元小結両国)は「結果を聞いて手術するかどうかを決めたい」と述べた。

 豪栄道のけがによる休場は2012年名古屋場所以来3度目で、大関昇進5場所目で初めて。14日目の対戦相手、高安は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は横綱鶴竜ら5人となった。

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2015年5月23日のニュース