真央 新3連続ジャンプ習得へ、主流サルコー入れる

[ 2015年5月23日 05:30 ]

浅田真央

 現役を続行するフィギュアスケート女子の浅田真央(24=中京大出)が、新たな3連続ジャンプ習得を目指していることが22日、分かった。新横浜スケートセンターで浅田の練習を見た06年トリノ五輪金メダリスト・荒川静香(33)は、「今まで取り入れてなかったものも、やり始めた」と明かした。

 休養前の浅田は3回転フリップ―2回転ループ―2回転ループの3連続ジャンプを跳んでいたが、2つ目に1回転ループ、3つ目に3回転サルコーを跳ぶ新たなコンビネーションにも着手。昨季は本郷理華(18=中京大)が2回転半―1回転ループ―3回転サルコー、エレーナ・ラジオノワ(16=ロシア)が3回転ループ―1回転ループ―3回転サルコーを跳ぶなど、今のフィギュア界で主流になりつつある3連続ジャンプだ。

 GPシリーズは不出場の方針だが、日本連盟と浅田サイドが来週話し合って結論を出す。復帰戦は9月下旬の中部選手権(愛知)か10月3日のジャパン・オープン(埼玉)が候補。新コンビネーションも身に付けて勝負のリンクに帰ってくる。

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2015年5月23日のニュース