女子も石川 自己ベストタイ68で3位発進、充実の元漫画家志望

[ 2015年5月23日 05:30 ]

最終9番をパーでホールアウトする石川

女子ゴルフツアー 中京テレビ・ブリヂストン・レディース第1日

(5月22日 愛知県豊田市 中京ゴルフ倶楽部石野コース=6459ヤード、パー72)
 12年のプロテストに合格し、今年は最終予選会(QT)55位の資格でツアーに参戦する石川陽子(22=フリー)が4バーディー、ボギーなしの68をマークし、4アンダーで首位と1打差の3位と好スタートを切った。ともに地元・愛知県出身の穴井詩(27=GOLF5)と服部真夕(27=LIXIL)が67で回り、首位発進した。
【第1R成績】

 石川は自己ベストに並ぶ68をマーク。「ロングパットの距離感が合った」と充実感をにじませた。ウエーティングから出場した前戦は練習ラウンドをせずにぶっつけ本番で試合に出たところ、「最下位争い」で予選落ち。今週は日大ゴルフ部出身の父でコーチの淳一さん(45)と「やはり練習」と再確認し、ラウンドや練習場での調整を徹底。おかげでこの日は前半の11番で右手前から10メートルのバーディーパットを沈めるなどグリーン上で輝いた。

 魔法を使う少女が登場するアニメ“セーラームーン”の大ファンで、プロテスト受験前は「漫画家になりたかった」という変わり種。ペンではなく、クラブを握ることになった22歳は「2日目も魔法にかかったようなスコアが出るといいな」と笑顔で目標を話した。

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2015年5月23日のニュース