遠藤は稽古総見を欠席へ 左膝負傷、夏場所も微妙

[ 2015年4月28日 22:38 ]

 3月の大相撲春場所で左膝を負傷して途中休場した人気の幕内遠藤が、29日に東京・両国国技館で一般公開される横綱審議委員会による稽古総見を欠席することが決まった。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)が28日に「まだ相撲が取れないから」と明らかにした。夏場所(5月10日初日・両国国技館)の出場は微妙な情勢となっている。

 追手風親方は出場の可否について「初日の約1週間前に結論を出す。土俵の中で稽古ができなければ無理だろう」との見通しを述べた。

 遠藤は左膝前十字靱帯を部分断裂しており、負傷後は申し合いを再開できていない。28日も埼玉県草加市の部屋での朝稽古は軽い四股とすり足にとどまり、両国国技館で行われた力士会は膝の検査のため欠席した。

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2015年4月28日のニュース