東京五輪追加種目 対象はIOC承認の競技、相撲も候補

[ 2015年4月28日 05:30 ]

 20年東京五輪・パラリンピック組織委員会の種目追加検討会議が都内で行われ、9月に国際オリンピック委員会(IOC)に提案する追加種目の対象はIOCが承認する非五輪実施競技を対象とすることを決めた。

 対象競技の国際連盟にはIOCと折衝後に完成する見込みの応募要項を配布。さらに、6月初旬のIOC理事会で決まる評価基準と照らし合わせ、面談対象の競技を選定する。最終的には9月にIOCに提案する種目を組織委が決めることになる。

 対象競技は30以上に上るが、組織委の武藤敏郎事務総長は「透明な手続き、公平な取り扱いを考えた」と説明した。提案種目の数については現在のところ未定。野球やソフトボール、空手など有力視される競技のほか、東京ではインフラ整備が不要の相撲なども対象となるために注目される。

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2015年4月28日のニュース