宇野 世界ジュニアVで2冠!山本3位で日本勢史上初W表彰台

[ 2015年3月8日 04:55 ]

フィギュアスケート男子の宇野昌磨

 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権は7日、エストニアのタリンで行われ、男子でショートプログラム首位の宇野昌磨(17=愛知・中京大中京高)がフリーで2位の147・67点をマークし、合計232・54点で優勝。ジュニアGPファイナルとの2冠を達成した。SP7位の山本草太(15=邦和スポーツランド)は215・45点で3位に入り、日本勢初となるダブル表彰台の快挙を達成した。

 日本男子の優勝は2002年の高橋大輔、05年の織田信成、06年の小塚崇彦、10年の羽生結弦に続いて5人目となった。

 宇野は緊張した様子の滑り出し。重点的に練習してきた4回転トーループは3回転となったが、それでもミスを引きずることなく、直後のトリプルアクセルを流れるように着氷。持ち味の表現力も発揮して、最後は笑顔で滑り切った。フリーでは2位となり、昨年12月のジュニアGPファイナルでマークした合計238・27点には及ばなかったが、見事2冠を達成した。
 
 SP17位の佐藤洸彬(19=岩手大)は176・66点で15位だった。

 ▼宇野昌磨の話 4回転(ジャンプ)のミスを引きずらずに演じることができた。はらはらしたけど、最後のジュニアの舞台で結果がついてきて良かった。

 ▼山本草太の話 緊張せず思い切りできた。2年間、僕を成長させてくれたこのフリーを今季の最後の演技で成功させられた。

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2015年3月8日のニュース