国際陸連 ロシア競歩コーチを処分へ、20人以上が薬物違反

[ 2015年2月17日 08:12 ]

 国際陸連(IAAF)の反ドーピング責任者は16日、ロシアのサランスクを拠点にトップ選手を指導してきた競歩のビクトル・チェギン・コーチを処分する見通しを明らかにした。五輪金メダリストを含む20人以上の選手が薬物違反で資格停止か調査中となっている。AP通信などが報じた。

 ロシアでは1月に競歩の五輪金メダリスト3人を含む計5人が血液データを蓄積した「生体パスポート」の異常値で資格停止となった。IAAFはこれまで「生体パスポート」検査で42人が処分され、このうち半数以上がロシア選手と指摘。「まだ証拠を集める必要があるが、満足な結論を出す自信はある」と述べた。(共同)

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2015年2月17日のニュース