錦織“準4大大会”マスターズ初制覇へ休養キッチリ

[ 2015年2月17日 06:24 ]

厳しいボールに懸命に飛びつく錦織(AP)
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男子テニスメンフィス・オープン・シングルス決勝 錦織6―4、6―4アンダーソン

(2月15日 米テネシー州メンフィス)
 錦織は今週のデルレービーチ・オープン(米フロリダ州)を回避し、1週間の休養を挟んで次戦に臨む。昨年、一昨年は今大会の優勝直後にフロリダに移動して2週連続出場。疲労回復が十分でなかったのか、昨年は左脚付け根の痛みで2回戦、一昨年も左脇腹痛で1回戦で棄権となった。その故障がその後のシーズンにまで長引く結果を招いた。

 今季は同じ轍(てつ)を踏まないように「休みを取りつつトレーニングもしていく。3月にマスターズの2大会があるので、照準を合わせていきたい」とプランを練っている。激闘が続いた今大会を思えば、じっくり体を休める選択は正解だろう。

 5月の全仏オープンを前に、まずは4大大会に次ぐ格付けのマスターズ初制覇が大きな目標。3月のBNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州)とマイアミ・オープン(米フロリダ州)のマスターズ2大会に照準を合わせている。

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2015年2月17日のニュース