北海道銀行とロコ・ソラーレ北見 初V懸けて対決へ

[ 2015年2月15日 05:30 ]

ロコ・ソラーレ北見戦の第2エンド、ストーンを放つ北海道銀行の小笠原。左は近江谷、右は小野寺

 カーリングの第32回全農日本選手権第6日は14日、北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホールで変則方式のプレーオフが行われ、女子はともに初優勝が懸かる北海道銀行とロコ・ソラーレ北見が決勝に進み、男子決勝は3連覇を目指すSC軽井沢クと初制覇を狙う札幌の顔合わせになった。優勝チームが3月開幕の世界選手権代表に決まる。1次リーグ2位の北海道銀行は1位のロコ・ソラーレ北見に12―3で大勝。敗れたロコ・ソラーレ北見はチームフジヤマとの準決勝を5―2で制した。1次リーグ2位のSC軽井沢クは1位の札幌を7―4で破った。札幌は準決勝でチーム北見に5―1で勝った。

 カーリングでサードはスキップにつなぐ重要な役割を果たす。北海道銀行は今季から加入して重責を担う吉村が躍動し、1次リーグで敗れたロコ・ソラーレ北見に雪辱。23歳は「最低限の仕事はできた。決勝に進めてホッとした」と息をついた。一度に2個のストーンをはじき出すダブルテークアウトが鮮やかだった。逆転した直後の第3エンドでは不利な先攻で1点を奪うきっかけをつくり、流れをもたらした。その後も好ショットを連発。スキップの小笠原は「楽なショットを残してくれた。本当にいい仕事をした」と絶賛していた。

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2015年2月15日のニュース