“ハングリー藍”で復活Vを 予選会からのさくら刺激に

[ 2015年2月15日 05:30 ]

打ち方の実演でくわえたポテトチップスをかみ砕かずショットを放つ宮里藍

 藍ちゃんがハングリーになる。女子ゴルフの宮里藍(29=サントリー)が都内で開催されたイベント終了後、取材に応じ、今季から米ツアーに本格参戦した横峯さくら(29=エプソン)について「マンデー(予選会)から出ているのでハングリーさを感じる。ベストを尽くす姿勢は刺激になる」と話し、自らもハングリーにプレーする決意をにじませた。

 今季は開幕2試合とも予選通過。昨季不振の原因となったパットは、パターを10年ほど前に使っていた2ボールタイプに戻し、頭を動かさずにストロークすることで良くなった。それでも「自分のストロークはできている。でも、まだ100%には程遠い。20%くらい」と満足していない。完全復調を目指し今後も貪欲に取り組んでいく。

 今季はメジャー出場が確定していないが、予選から本戦出場を目指すことを明言。元世界ランク1位はハングリーな姿勢で頂点を目指す。19日開幕のISPSハンダ女子オーストラリア・オープンに備え、15日にオーストラリアに入る。29歳は「早く優勝争いをしたい」と力を込めた。

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