松山 最終R進めず、初の2次カット「力のなさだと思う」

[ 2015年1月19日 05:30 ]

第3ラウンド、10番でティーショットを放つ松山英樹

USPGAツアー ソニー・オープン第3日

(1月17日 米ハワイ州ホノルル ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)
 まさかの結末だ。69位から出た松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72とスコアを落とし、通算イーブンパー、210の78位で最終ラウンドに進めなかった。米ツアーは決勝ラウンド進出が79人以上の場合、70位までしか最終ラウンドに進めないという規定がある。62をマークしたジミー・ウォーカー(36=米国)が通算16アンダーの194で首位に立った。

 松山にとって大会初の決勝ラウンドは不完全燃焼に終わった。今大会は85人が予選を通過。決勝ラウンドに79人以上が進んだ場合、第3ラウンドの71位以下は最終ラウンドに進めないという規定があり、69位から78位に順位を落とした松山は規定に引っかかった。米ツアー参戦後、初めての2次カットを味わい「自分の力のなさ(が原因)だと思う」とうなだれた。

 インからスタートし、前半でスコアを1つ伸ばしたが、折り返した直後の1番でトラブルに見舞われた。1Wが大きく右に曲がり、コースに隣接した民家を直撃。OBでダブルボギーを叩き「良いショットの手応えは完璧に近いが、いまは良いのと悪いのとの差が凄く激しい」と悔しがった。

 前週の現代自動車チャンピオンズ大会は3位。15年初戦で好成績を残したものの「先週は(コースが)広かったのでミスが出なかった。でも、今週は狭いのでミスが結果となって出てくる」とフェアウエーが狭い窮屈なコースを攻めあぐねた。次戦は29日開幕のフェニックス・オープン。昨年4位の大会に向け「ゆっくり休んでから練習する」と立て直しを誓った。

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2015年1月19日のニュース