ルネサス有終白星 マエカキ奮闘!世界女王タカマツ破った

[ 2014年12月29日 05:30 ]

最終戦を終え、あいさつする垣岩(右から6人目)らルネサスの選手

 バドミントンの日本リーグは28日、東京・代々木第2体育館で最終戦が行われ、女子は来年4月に再春館製薬所に移管が決定しているルネサスが日本ユニシスと対戦し、第1ダブルスで前田美順・垣岩令佳組がスーパーシリーズファイナルで年間女王を勝ち取った高橋礼華・松友美佐紀組を2―1で下した。続くシングルスは落としたが、第2ダブルスをものにし、2―1でラストゲームを勝利で飾った。優勝はNTT東日本で、初の頂点に立った。男子はNTT東日本が6年ぶり18回目の優勝を果たした。

 ルネサスが勝利で有終の美を飾った。08年北京五輪4位の前田、12年ロンドン五輪銀の垣岩の“マエカキ”が“タカマツ”に競り勝ち勢いづけた。序盤から大きな声を出し、気迫で圧倒した。「気持ちしかなかった」と垣岩。次々と強打が決まり、前田は「私たちは打ってなんぼ。これが終わりではなく、新たなスタート。次につながる試合ができた」と涙ながらに振り返った。垣岩は「恩返しを結果で残していければ」と5月から始まる五輪選考レースを見据えた。

続きを表示

2014年12月29日のニュース