東京五輪追加種目選定へ検討会議 森会長示唆、JOC会長も協力明言

[ 2014年12月11日 05:30 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は10日、モナコでの国際オリンピック委員会(IOC)総会を終えてコメントを発表し、20年東京五輪で開催都市に提案権が認められた追加種目の選定は「JOCで協議した上で組織委員会と協力して検討していきたい」との考えを示した。選定基準として開催経費や大会の持続可能性とレガシー(遺産)、公平性や透明性を挙げるとともに、日本の五輪運動の将来像を十分に考慮するとした。

 追加種目選定に関しては、組織委員会の森喜朗会長が9日、検討会議を設置する考えを示していた。東京都、JOC、組織委の代表者に学識経験者らを加えて、7人程度で構成する予定としており「お金をかけないでやることが、これからの五輪では大事なこと。選手の人数はどれぐらい増えるのか、施設がどうなのかなどの点について議論してもらう」と語っていた。

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2014年12月11日のニュース