禁錮5年の義足陸上選手 リオ・パラは出場できず

[ 2014年10月21日 23:51 ]

 国際パラリンピック委員会(IPC)の広報担当者は21日、過失殺人罪で有罪となり禁錮5年の実刑が言い渡された両脚義足の五輪ランナー、オスカー・ピストリウス被告(南アフリカ)について、早期に保釈されたとしても量刑の5年間はIPCの主催大会に出場できないと説明した。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックには出られない。英BBC放送(電子版)が報じた。

 ピストリウス被告は五輪史上初の両脚義足の陸上選手として12年ロンドン五輪に出場。パラリンピックは04年アテネ、08年北京、12年ロンドンの3大会で金メダル6個を獲得した。

 国際オリンピック委員会(IOC)は「事件に関係する全ての皆さんの落胆が和らぐことを願っている。現時点ではこれ以上のコメントはできない」との談話を出した。(共同)

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2014年10月21日のニュース