日本水連 選手の“カメラ盗難”で再発防止へ議論

[ 2014年10月21日 18:39 ]

 日本水連の競泳委員会が21日に都内で行われ、仁川アジア大会で冨田尚弥(25)が水泳会場でカメラを盗んだ事件で仁川地検から窃盗罪で略式起訴され、罰金100万ウォン(約10万円)を納付したことを受け、再発防止について話し合った。

 現在の選手、日本代表の行動規範を日本選手団とし、選手だけでなく指導者らも含めた
くくりにし、高校生、大学生、社会人と年代で分けた指導マニュアルも作成することが検討された。12月に行う合宿などでも研修を行う予定だという。

 また、同大会で日本選手団団長を務めた青木剛副会長は競泳日本代表が直前合宿で日本
選手団の結団式に参加しなかったことに触れ(選手団としての)心構えが足りなかったと指摘したといい、強化本部長の上野広治常務理事競泳委員長は「今までも時差調整などで(結団式に)出ていなかったこともあったが、日程調整も必要」と改善を示唆した。
 
 12月の世界短水路選手権ではコーチ陣の役割を細分化するために男女それぞれにヘッ
ドコーチを初めて置くことも決まった。

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