東京、19年ラグビーW杯立候補 経済波及効果866億円

[ 2014年10月21日 17:32 ]

 東京都は21日、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開催地として立候補する申請書を大会組織委員会に提出した。都の試算では、計5試合が開かれた場合、観戦客の交通費や宿泊費などで549億円の消費増が見込まれ、経済波及効果は866億円になるという。

 都によると、20年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場で、立候補前からラグビーW杯の開幕と決勝の2試合が開かれることが予定されていて、それ以外の試合を開くよう求める。

 舛添要一知事は同日の記者会見で「世界的なスポーツの祭典。20年に向けて、大会の運営ノウハウを蓄積できる」とメリットを強調した。一方、大会組織委が開催地の自治体に求める分担金については「まだ正式な依頼は受けていない。それが来てから考えたい」と述べた。

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2014年10月21日のニュース