松雪ツインズ、20年女子レスリングの星だ!Wメダル狙う大器

[ 2014年10月21日 05:30 ]

双子で金メダルを目指す松雪泰葉(左)と妹・成葉

 20年東京五輪に向けたレスリングの有望若手を集めた第1回合宿が東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで始まった。フリー、グレコ、女子の精鋭約50人が参加。レスリング協会の栄和人強化委員長が「リーチがあるし、女子重量級の秘密兵器にしたい」と期待を込めるのが、中学3年生の松雪ツインズだ。

 父親の影響で3歳からレスリングを始め、姉の泰葉、妹の成葉ともに別の階級で6月の全国中学選手権を制した。いずれも1メートル72で、身長はまだ伸び続けているという大器だ。

 将来的には姉が75キロ級、妹が69キロ級での五輪出場が目標。レスリングでは湯元兄弟が双子で五輪メダルを獲得しているが、同一大会での金メダルではない。泰葉は「2人で金メダルを獲りたい」と言い、成葉も「東京で活躍して、その後もずっと活躍していきたい」と姉妹の夢を語った。

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