遼 ショットさえた67「達成感ある」4連続バーディー締め

[ 2014年10月21日 05:30 ]

通算10アンダーで28位となった石川遼

USPGAツアー シュライナーズホスピタル・オープン最終日

(10月19日 米ネバダ州ラスベガス TPCサマリン=7255ヤード、パー71)
 石川は前半でスコアを2つ落としたが、後半は「パットがダメならショットでバーディーを取ろうと切り替えた」と作戦を変更し、これが見事にはまった。341ヤードと比較的短い15番パー4は1オンに成功。16番パー5でも2オンとショットがさえた。

 ギャラリーを沸かせたのが17番パー3だ。右からの傾斜をうまく使ってカップまで10センチにボールを寄せ、もう少しでホールインワンというスーパーショット。18番も第2打を1メートルにつけて4連続バーディーで締めた。「ショットの達成感はある。結果以上に内容に手応えを感じた」と満足そうだった。

 今大会は103位発進から28位。開幕2戦はいずれも尻上がりに順位を上げた。「スロースタートが格好いいというのがジュニアの頃からあって、それが抜けきらない」と苦笑い。次戦のCIMBクラシックに向け、「ほんのちょっと良くなってくるといい」と初日からの好発進を期した。

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2014年10月21日のニュース