上原 初日12位発進も…第2Rは通算イーブン「もったいない」

[ 2014年9月13日 05:30 ]

第2ラウンド、1番でティーショットを放つ上原彩子

USLPGAツアー エビアン選手権第2日

(9月12日 フランス・エビアン エビアン・リゾートGC=6453ヤード、パー71)
 海外メジャー最終戦の第2ラウンドは、12位から出た上原彩子(30=モスフードサービス)が3バーディー、5ボギーの73とスコアを落とし通算イーブンパー、142となった。その他の日本勢4人は午後のラウンドで宮里美香(24=NTTぷらら)が12位、横峯さくら(28=エプソン)が43位、09、11年大会覇者の宮里藍(29=サントリー)が79位、野村敏京(21=フリー)が85位からスタート。宮里藍は77で、通算9オーバーまで後退した。

 痛恨のミスで、一歩後退した。パー3のホールで3バーディーを奪った上原だが、パー4の6番では2打目が砲台グリーンからこぼれ、3打目も「うまくヒットせず」ショートして足元に戻った。4オン1パットのボギーを「一番やっちゃいけないミス。流れを切ってしまった」と嘆いた。粘りが持ち味の30歳は2つ落として通算イーブンに後退し、「防げるミスがたくさんあった。本当にもったいない」と悔やんだ。

 第1ラウンドでは8番でチップインバーディーを決めるなど、4バーディー、2ボギーの69で12位と好位置につけていた。本場のメジャー挑戦への強い思いから昨季、主戦場を米国に移した。強豪と競り合う決勝ラウンドをにらみ「悪い時にいかに踏ん張れるかがメジャーでは必要」と挽回を期した。

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2014年9月13日のニュース