日本ジュニア、トップ選手への登竜門 藍も遼も勝った

[ 2014年8月21日 05:30 ]

07年に石川遼が高1で王者に輝いた

 日本ジュニア選手権は将来のトップ選手への登竜門ともいえる大会。57年に全日本ジュニア選手権として始まる。69年から女子、76年から中学の部が新設される。年齢別に15~17歳男女、12~14歳男女の4部門で争われており、日本ゴルフ協会が運営に携わるようになった71年以降は一貫して霞ケ関CCで開催されている。

 勝は「プロになる前に日本女子アマや日本ジュニアを獲りたい」とタイトル獲得を熱望するが、歴代優勝者を見れば大会の価値は一目瞭然だ。男子15~17歳の部では07年に石川遼が初の高校1年生王者に輝いた。09年には松山英樹が初日からの単独首位を守って完全優勝を達成。女子15~17歳の部では02年に横峯さくらが大会を制した。03年は宮里藍が女王となっており、宮里は同年の日本女子アマも制している。06、07年には宮里美香が連覇を達成した。現在の日本ゴルフ界をけん引するトッププロが歴史に名を刻んでいる。

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