日馬富士も撃破！大砂嵐が２日連続金星　全勝は白鵬ら３人

大砂嵐が引き落としで日馬富士を破り連日の金星

大相撲名古屋場所

　大相撲名古屋場所６日目（１８日・愛知県体育館）、前日に初金星の平幕大砂嵐が横綱日馬富士を逆転の引き落としで破った。２日連続金星と１場所２個以上の金星は２００３年九州場所で栃乃洋が朝青龍、武蔵丸を連破して以来。同一場所で初金星から横綱戦２連勝は１９８４年秋場所に小錦が隆の里、千代の富士を破って以来となった。日馬富士は２敗目。

　横綱白鵬は魁聖を左上手出し投げで下し、全勝を堅持した。横綱鶴竜は豊真将の休場で不戦勝となり５勝目。カド番大関の琴奨菊は小結安美錦を押し出して６連勝とし、大関稀勢の里は１敗を守った。

　勝ちっ放しは白鵬、琴奨菊と平幕の高安。

　▼北の湖理事長（元横綱）の話　日馬富士は勢いでつんのめり、墓穴を掘ってしまった。大砂嵐が何かをしたわけではない。琴奨菊の６連勝は大きい。明るい兆しが見えてきた。稀勢の里は内容も大事だが、とにかくこのまま全部勝っていくことだ。もう負けられない。