バスケ男子の統一リーグ スタート時は完全プロ化にこだわらず 

[ 2014年7月17日 18:08 ]

 2016年発足を目指すバスケットボール男子の統一リーグについて、日本協会の深津泰彦会長やbjリーグの河内敏光コミッショナーが17日、東京都内で記者会見し、深津会長は「企業チームとクラブチームが両方参加できるリーグ。まずは参加してもらえるリーグをつくり、その先に進化していければ」とスタート時は完全プロ化にこだわらないことを明らかにした。

 協会は10月末までにbjリーグとナショナルリーグ(NBL)の統合に向けた進展を示せない場合、国際試合出場停止などの制裁を科すと国際連盟(FIBA)から通告されている。NBLの企業チームに配慮した方針で、完全プロのbjリーグは譲歩した形だが、河内コミッショナーは「bjもNBLも参加できる点を見いだしていかないといけない。何とか実現できる方向を模索していきたい」と前向きな姿勢を見せた。

 今後はbjリーグの琉球と仙台、NBLのトヨタ自動車東京と千葉の代表者も入れた新リーグ組織委員会が中心となり、協議を続けていくことになった。

続きを表示

2014年7月17日のニュース