桐生、復帰戦へ手応え!世界ジュニア陸上のため渡米

[ 2014年7月17日 16:50 ]

 陸上の世界ジュニア選手権(22日開幕・米オレゴン州ユージン)に参加する日本選手団が17日、成田空港から出発。右足裏痛からの復帰戦となる男子短距離の桐生祥秀(東洋大)は「1、2週間前にスパイクを履いた割には調子がいい。スピードも上がってきた」と手応えをのぞかせた。

 桐生は6月上旬の日本選手権前から違和感があり、大会後に炎症が見つかった。その後は大事を取ってレース出場を見合わせ、プールでのもも上げなどを続けながら回復に努めてきた。

 今回は9秒台突入が期待される100メートルと400メートルリレーを走る。100メートルには6月に9秒97の世界ジュニア新記録を出したトレイボン・ブロメル(米国)ら難敵がそろうが「100メートルはできるだけ上の順位、リレーでは金メダルを目指したい」と意気込んだ。

 女子100メートルなどに出場する土井杏南(大東大)も「個人種目で入賞を目指したい」と述べた。

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2014年7月17日のニュース