室伏 東京医科歯科大スポーツサイエンス機構の教授に着任

[ 2014年7月17日 05:30 ]

東京医科歯科大の吉澤靖之学長(左)と握手する室伏

 陸上男子ハンマー投げの室伏広治(39=ミズノ)が東京医科歯科大に10月1日に設置されるスポーツサイエンス機構の教授、およびスポーツサイエンスセンター長に着任することが決まった。

 都内の同大で会見した室伏は「活動拠点を東京に移すという目的もある」と説明。これまでは准教授を務めている愛知・中京大に練習の拠点も置いていたが、今後は練習拠点も東京に移し、効率化を図る。学生を指導する予定はないが、同機構の選手寿命の延長の研究には意欲的。「絶対に出るとは言わないが、現段階で諦める必要もない」と、46歳で迎える20年東京五輪に向け、自分自身を実験台にして研究に力を注ぐ。

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2014年7月17日のニュース