吉田沙保里ラグビー転身!?森喜朗会長がラブコール

[ 2014年7月17日 00:29 ]

ALSOKの壮行会に出席した吉田沙保里と伊調馨

 芝生の上でも高速タックルがさく裂する!?レスリング女子の吉田沙保里(31)と伊調馨(30)が16日、世界選手権とアジア大会に向けたALSOKの壮行会に出席。会場に訪れた20年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長から7人制ラグビー転向へのラブコールを受けた。

 日本ラグビー協会の会長でもある森氏は、壇上でのあいさつで「何年か前の祝勝会でも吉田さんをラグビーに使いたいなと言った」と語り、吉田と伊調を7人制女子に勧誘した。森氏は「七人制もあるがまだ弱い弱い。いっぺんレスリングの道場に入れてもまなきゃいけないかな」「女子チームには伊調、吉田の力が必要。そういう遠大な計画を立てています」と熱弁を振るった。

 7人制はリオ五輪で採用が決まり、日本も強化を進めているが、世界のトップとはまだ差があるのが現状だ。他競技からの転向組も多く、抜群の運動神経と当たりの強さをもつ2人が相当な戦力となることも期待できる。

 誘われた吉田は「森さんには会うたびに誘われてるんです」と笑いながら「この歳から始めるのは無理でしょう。走りながらタックルなんて無理。後ろからタックルされたらケガしそうだわ」と首をふった。レスリングとラグビーの二刀流にも否定的だったが、ラグビー選手との合同練習には「来てもらって全然構わない」と大歓迎だった。

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2014年7月17日のニュース