白井 右足首に痛みも「代表を決めて2倍、3倍と喜びを」

[ 2014年7月3日 21:09 ]

 体操の世界選手権(10月、中国・南寧)代表選考会の全日本種目別選手権が5、6日

に千葉市の千葉ポートアリーナで行われる。

 昨年世界選手権床運動で金メダルを獲得した17歳の白井健三(根岸高3年)は床運動と跳馬にエントリー。しかし、“ひねり王子”は2週間前の練習中に右足首をひねり、約1週間練習ができなかったという。現在も痛みがあり「凄い不安ではあるけど、ここまで7.4(の演技構成)をやってきた自分を信じてやりたい」と力強く語った。

 床運動の派遣標準得点は昨年自身が世界選手権でマークした16・000点と高いが「着地まで意識しないと16点は難しい。日曜まで時間があるのでしっかり詰めていきたい」と前を向いた。

 また同会場は3年前に同種目で2位に入った思い出の地でもある。「あのころは何も考えずに2位に入ったので、実感としても 喜びはなかったけど、今はかなりプレッシャーかかっているし、狙える位置にいると思うので、代表を決めて2倍、3倍と喜びを得たい」。痛みを押して17歳が代表切符をものにする。

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2014年7月3日のニュース