埼玉・川田、神奈川・竹内V 関信越は1年生の呉が優勝

[ 2014年6月17日 05:30 ]

埼玉大会を制し表彰状を手にする川田直人

スポニチ主催平成26年度関東高校ゴルフ選手権

(6月16日 <埼玉>大宮ゴルフコース=6725ヤード、パー72、<神奈川>程ケ谷カントリー倶楽部=6654ヤード、パー72、<関信越>那須野ケ原カントリークラブ=6768ヤード、パー72)
 3地区で個人、団体戦が行われ、埼玉は川田直人(埼玉平成3年)が72、神奈川は竹内巧(横浜旭陵3年)が72、関信越は呉司聡(栃木・作新学院1年)が67で共に優勝。個人はシード選手を除き、埼玉が上位16人、神奈川が12人、関信越は14人、団体は埼玉が上位5校、神奈川と関信越は4校が7月の関東高校選手権(栃木・那須野ケ原GC)に出場できる。

 <埼玉>優勝した川田は「まさか、という感じ」と快挙に目を丸くさせた。72で並んだ2人によるプレーオフが行われ、川田が2オン2パットのパーで制した。5月に1Wのシャフトを変更してからショットが好調で、この日は得意な小技もかみ合った。元ティーチングプロの父・道行さん(63)の影響で小学2年からゴルフを始めた。アダム・スコットに憧れる17歳は「関東大会でも優勝を目指したい」と活躍を誓った。

 <神奈川>個人は2打差をつけ優勝、団体では連覇と2冠の竹内は「パターが入ってくれたおかげです。団体でみんなを引っ張っていくつもりでした」とホッとした表情だ。3年生で最後の夏の大会とあって「関東、全国大会とも出るからには優勝を目指す」と、チームメートと誓った。

 <関信越>呉が6バーディー、1ボギーの67で回り、優勝を飾った。「次の関東決勝、その次の全国でも優勝争いしたい」と1年生らしく初々しい笑顔で振り返った。この日、団体優勝した層の厚い作新学院の団体メンバーには入っていない中での個人V。吉江監督も「団体に入れなかった悔しさをぶつけてくれました」と今後の成長に期待を寄せていた。

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