2度心臓移植、コンプトン 大歓声に涙「初めての経験」

[ 2014年6月17日 05:30 ]

全米オープン最終日、8番でバーディーを決めてガッツポーズのエリック・コンプトン(AP)

USPGAツアー全米オープン最終日

(6月15日 米ノースカロライナ州パインハースト パインハースト・リゾート=7562ヤード、パー70)
 大歓声に押され、2度の心臓移植手術を受けたコンプトンが最後のグリーンに上がった。2メートル強のパーパットを沈め通算1アンダー、メジャー最高の2位に入ると総立ちの観衆から拍手を送られ「こんな経験は初めてだ」と涙した。

 幼少期に重度の心筋症と診断され、12歳と28歳に心臓移植の手術を経験。医師からはゴルフを諦めるように宣告されたが、免疫抑制剤の投与を受けながらプレーを続けた。来季のマスターズ出場権も獲得。「人生の始まりのような気がする」と語った。

 ▼67位・谷口徹 バーディーが欲しくてつい狙ってしまった。打った瞬間目まいがした。(チャンスだった12番で6メートルから3パットのボギー。9度目の出場で2度目の予選通過を果たしたが最下位に沈む)

続きを表示

2014年6月17日のニュース